2月に読んだ本の感想 – 池澤夏樹「双頭の船」「春を恨んだりはしない」

1年ほど前から読書メーターというサービスを使っているのですが、そこで先月分読んだ感想をまとめてブログなどに貼れるというサービスがあるようなので、それを使って一記事書いてみようと思います。

というわけで以下、読んだ本の感想です。

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:501ページ
ナイス数:4ナイス

双頭の船 (新潮文庫)双頭の船 (新潮文庫)感想
現実の震災の話のようでいて現実にはありえないことが色々起こる、なんかふわっとした印象の不思議な話だった。動物を自然の元へ返すこと、その土地の先人たちの生き方を知ること、亡くなった人を引き止めずにあちらの世界へ送り出すこと、新しい世界へ旅立つ者と元いた場所へ帰る者。自分は被災者ではないけど、この先の世の中をどう生きるのだろうと考える。馬耕教師の回想録に影響されて小学校教師になった金庫ピアニストの話が一番印象に残っていて、そこに自分なりの答えがあるような気がしなくもない。
読了日:2月28日 著者:池澤夏樹

春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと (中公文庫)春を恨んだりはしない – 震災をめぐって考えたこと (中公文庫)感想
正直、後味が悪い。単行本は震災からちょうど半年に刊行されたらしい。震災を経て我々はどう進むべきかをこの本は示してくれているように思う。きっとこの時点で読んでいれば、希望を感じる本だったと思う。だけど著者も後書きに書いてある通り、現実は正反対の方向に進んでいる。一体なぜこうなってしまっているのだろう?結局この国は何も学べていないんじゃないだろうか?読んでいて感じるのはそんなことばかり。もしかしたらそれを狙って文庫化されたのだろうか。もう一度考え直そうというメッセージなのかもしれない。
読了日:2月6日 著者:池澤夏樹

読書メーター

どちらもそんなに厚い本じゃないので、1ヶ月に2冊というのは少ない気がしますね。
ちょうどこのブログを始めたのが2/11なので、その分読書量が減ってしまったなと思います。

2冊とも池澤夏樹の本で、どちらも震災に絡んだものですが、もうすぐ震災から5年という節目だから読んでみたということではあんまりなくて、どちらかというとたまたま(というか出版社的にはこのタイミングに合わせてという意図があったのかもしれないけど)今文庫化されたから読んでみたという感じです。とはいえ、読んでみて少し影響された部分もあるというか、5年経った今改めてあの震災のことを考えてみたいという思いも湧いてきて、今後もしばらく震災関連の本を読んでみようかと思っているところです。

というわけで、毎月頭にこの読んだ本まとめの記事を書いていこうと思いますので、お付き合いいただければと思います。

ところで、こういう感想とかの文章書くのって難しいですよね。技術系の記事の方が、箇条書きみたいな感じで手順とか書いて、関連するソースコードとか書けばそれなりの文章量になってそれだけで一応記事完成みたいになりますが、こういう記事は全部自分の頭にあるものを文章にして書き出さなきゃいけないので、なかなか時間がかかります。

実は音楽関係の記事も書こうと思ってたんですが、冒頭だけ書いて放置した状態になっています。
今週末くらいにアップできれば…。

技術系の記事だけじゃ続かなさそうなのでそれ以外も…みたいに考えていたのが、実際やってみると逆でしたね。

すみません。アフェリエイト用のリンクも貼らせてください(汗。

双頭の船 (新潮文庫)
双頭の船 (新潮文庫)

posted with amazlet at 16.03.02
池澤 夏樹
新潮社 (2015-11-28)
売り上げランキング: 86,290
春を恨んだりはしない - 震災をめぐって考えたこと (中公文庫)
池澤 夏樹
中央公論新社 (2016-

01-21)
売り上げランキング: 136,292

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL